マティスが好きな大学生の日常

ふつうの大学生のふつうの日常です。

岡本太郎『日本の伝統』

 ハイテク機器など使わない議論、森の中を散歩しながらの思索、美しさに対する感性を武器にした研究、これらの価値については一歩もゆずる気はない。

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 岡本太郎『日本の伝統』。メモ。

「美がふんだんにあるというのに、こちらは退屈し、絶望している。しかし、美に絶望し退屈している者こそほんとうの芸術家なんだけれど。」

「私など、おなじ東洋でも、殷、周のような中国の伝統芸術のほうに強力に撃たれるし、またエジプトとか古代メキシコ文化のすごみにはるかに強くひかれる。それらは圧倒的であり、心が転動するほどの根源的な人間的共感を呼びおこします。」

「私は現在のこれっぽっちのために、過去の全部を否定してもかまわないと思っている。」

「論理、非情、純粋。これこそ光琳芸術の本質であり、それゆえにまたスケールの大きさ、世界性を獲得しているゆえんだと思います。私がパリのまんなかで、夢にも想像しなかった光琳にぶつかり、電光に打たれた思いをしたのも、真に光琳が芸術の本質的な課題をつかんでそれを突きつけていたからなのです。」

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日本の伝統 (知恵の森文庫)

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