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マティスが好きな大学生の日常

ふつうの大学生のふつうの日常です。

佐藤優『ゼロからわかるキリスト教』の感想

宗教批判の根本は、
人間が宗教を作るのであって、
宗教が人間を作るのではないということである。

宗教という倒錯した世界意識を生みだすのは、
この国家、この社会が倒錯した世界だからである。





『ゼロからわかるキリスト教』は佐藤優が、マルクスの『ヘーゲル法哲学批判序説』をテキストに語る宗教論だ。マルクスの文章が引用される度に気分が高まる。


宗教に対する闘争は、
間接的には、
宗教を精神的香水として用いている、
この世界に対する闘争である。
宗教上の不幸は、
現実の不幸のあらわれであり、
現実の不幸に対する抗議である。





しかし、マルクスが宗教として機能したことを思うと複雑な気持ちにもなる。

それを暗示するかのようにイスラム国の話が時折挿入される。



宗教は、悩んでいる者の「ため息」である。

ゼロからわかるキリスト教

ゼロからわかるキリスト教